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「文学少女” と神に臨む作家 下」感想

2008/09/05
ライトノベルなど 0
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫 の 2-6-8)
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)

先ほど読み終わりました。
この”文学少女”シリーズはどの巻も本当に面白くて、発売日がいつも待ち遠しかった作品です。
そんな”文学少女”シリーズも、これでついに完結。
初めは読むのがもったいないからゆっくり読もうと思いつつもページをめくる手が止まりませんでした。
点数をつけるなら93点。

ラストの展開には賛否両論でしょうけど、私は”綺麗に”終わったと思いました。
”このライトノベルがすごい2008”で、作者の野村美月さんは、
「友人に相談したら、どちらかを殺すしかないと言われました。でもわたしはそうはしません」
と書かれていましたので、安心はしていたんですけど。
ななせも遠子先輩も、どちらにも死んで欲しくは無いと思っていましたから。


本編は終わってしまいましたけど、短編集や外伝、イラスト集などが発売されるようなので
そちらも楽しみです。

そうそう、点数を93点にしたのは6年後の舞花の絵がなかったから。
世話を焼くのが好きで、中学生の妹と二人暮しって、これなんてエロゲ?

以下、ネタバレありの感想
前巻のラストから、麻貴先輩はてっきり流人と結婚したのかと思いましたが、年上の貿易会社社長とは本当に意外でした。
あと、一巻のあの占いが、最後に効いてくるとは!
あれが伏線だったなんて誰も予想しなかったでしょう。

日記/「“文学少女”と死にたがりの道化」再読 (ライトノベル名言図書館・別館さん)

「わたしね……恋愛大殺界中なの」(P59)

>「あ、でもね、でもねっ、七年後に大殺界が終わって、運命の人に会えるんですって。
七年後の夏に、鮭をくわえた熊の前で、白いマフラーを巻いた男性と運命の恋に落ちるって予言されたのよ。あなたは恋愛線も極端に短くて、チャンスはあとにも先にもそれっきりだから絶対モノにしなさいって励まされちゃった。だから残念だけど、七年後まで恋はお預けなの」
「って、なんでその男は、夏にマフラーまいてんですか。そもそも熊の前で、のんきに恋愛してたら食われます」(60P)



うむ、自分も再読してみようかな。いろいろな発見がありそうですし。
1巻~7巻までの心葉の成長過程は、このラストのためにあるようなものですし。



以下名言


─私は本を食べちゃうくらい愛してる、ただの”文学少女”です。 P.135


「その小説、破って」 P.293


裂けそうな喉で、震える心で、強く思う。
僕も、狭く門をくぐろう。
その先へ進もう。
一人で行く狭い道よりも、二人で行く広い道のほうが、道のりはやさしい。
二人でいれば、強くなれる、支えあえる、寂しくない、苦しみも喜びに変えられる。
けれど、遠子先輩が一人で行ったように、僕も狭い門をくぐり、一人で狭い道を歩こう。
狭き門は、選ばれた者がくぐる門じゃない。
自分の目で見出し、覚悟を決めて踏み込む門だ。
その先へ続く道が、どれほど暗くて冷たくても、寂しくても、辛くても、ぼくは二人ではなく、
一人で強くならなければならない。
そうだ、強くなろう。
覚悟を決めよう。
一人でゆこう。
一人で辿り着こう。
そのための力を、想像を、物語を、ぼくはいっぱい、あの”文学少女”にもらったから。 P.334





ザーク
Author: ザーク

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